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執筆者の写真praise the brave official

2/14東京都人権プラザ【ビジュアル情報から考えるメディア倫理と私たち】

更新日:2020年9月13日

現在、東京都人権プラザで開催中の「STAND & STAND Still写真展:性暴力サバイバーフォトプロジェクト」新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止の観点から令和2年3月3日(火)から3月14日(土)(予定)まで臨時休館とのこと。)の関連イベント【ビジュアル情報から考えるメディア倫理と私たち】が、2020年2月14日のバレンタインナイトに開催されます。(19:00-21:00)


私(八幡真弓)は「STAND & STAND Still写真展:性暴力サバイバーフォトプロジェクト」のプロジェクトに参加することができ、写真も2点、展示されています。

そして、先日は、サバイバーの撮影者としてギャラリートークにも参加できました。

以前のギャラリートークでメンバーがおめかししているのを見て「サバイバー作家にとって作品を発表できるハレの日なんだ」とハッとしました。

なので、この日は、見た目からハレの時なんだと伝わってほしくて、ドレスアップをして挑んできました。



次は、【ビジュアル情報から考えるメディア倫理と私たち】というテーマです。

「メディア関係者と被害当事者との対話を通して、先入観を助長させないメディアのあり方やメディアが伝える情報の見極め方について考えます。」という企画で、私は当事者の一人として登壇予定です。


私は「サバイバーみんな声をあげられる方がいい」派ではありません。

もちろん声をあげたい人は自由にあげられる社会があった方がいいと思うが、社会全体が「Let's 声をあげよう!」という空気ばかりになるのは、一方のサバイバーにとっては危険なことだとと思うから。


「あげたくない」「あげられない」「まだ決められない」と思うサバイバー自身の中に「やるべきことをやってない。責任を果たしていない」という気持ちが生まれたらいけないし、ましてや社会から「さあ、声をあげなさい」という圧がかかるのはもってのほかだと思っています。

私自身、何年も何年もその気持ちに苦みましたし、今も時折苛まれます。

この苦しみは、サバイバーの、心を、命を、削ることだってある。


だから私は、声をあげられれる社会づくりと同時に、「声をあげないという戦い方」も尊重される社会づくりもされなければと思うのです。


「声をあげても、あげなくても自由でいいじゃないか。あげるにはリスクだってあるんだよ」と。

それを言うのに、人の前に出てマイクを持たなければいけないというネジレ現象には、つねにちょっと唸りっているのですが…


それは、さておき<イベント詳細>です!お申し込みが必要です!

 

講師:大藪順子(フォトジャーナリスト)他

日時:2020年2月14日(金)19時00分から21時00分

メディアがサバイバーの取材をする際、性暴力被害の当事者に対する偏見やステレオタイプが影響し、図らずも当事者を傷つけてしまうことがあります。メディア関係者と被害当事者との対話を通して、先入観を助長させないメディアのあり方やメディアが伝える情報の見極め方について考えます。


会場:東京都人権プラザ1階 セミナールーム

定員:80名(要事前申込み、先着順)

申込方法: 電話、ファックス、Eメールでお申し込みください。

電話:03-6722-0123 ファックス:03-6722-0084 Eメール:tenji@tokyo-jinken.or.jp

参加料:無料

託児保育:無料。要事前申込み(締切は各回の3日前)

情報保障:手話通訳あり(その他の情報保障についてはお問い合わせ下さい)




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